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『キモチはオトに、変えられる』プロミュージシャン直伝の音楽教室
『キモチはオトに、変えられる』

プロミュージシャン直伝の音楽教室

【完全版】エレキギターのコンプレッサー徹底解説!初心者から中級者までマスターしよう

皆さん、こんにちは!
エレキギターの音作りで使用するエフェクターは、楽曲に深みや個性を与える上で大切な要素です。その中でも「コンプレッサー」はサウンドのダイナミクスをコントロールし、プレイヤーの表現力を引き出す重要な役割を果たします。
今回はそんなコンプレッサーについて紹介していきます!

この記事を読んでいるあなたは、もしかすると次のような経験をしたことがあるのではないでしょうか?

憧れのアーティストの機材に関心を持った
└ギターを弾く上で影響を受けたアーティストが使用している機材について調べているうちに、コンプレッサーの存在を知り、その効果に興味を持った。

ライブ演奏やバンド活動を通して存在を知った
└バンドメンバーや周囲のミュージシャンから「コンプレッサーを使ってみたら?」とアドバイスされた。ライブのサウンドクオリティを向上させるために、コンプレッサーの使用を勧められた経験がある方は多いかもしれません。

録音に挑戦してみたが、安定感に欠けると感じた
└自宅で録音を始めたはいいものの、なかなか思ったようなサウンドにならず、特に音の安定感に欠けると感じた。コンプレッサーがその問題を解決する鍵になるかもしれません。

これらの経験を持つ方をはじめ、この記事に辿り着いた方へ向けて、本記事ではコンプレッサーの基礎から応用までを詳しく解説しています。さらに「具体的なエフェクターの紹介」や「シチュエーション別のセッティング例」などについてもアドバイスしていきます。コンプレッサーによってどの様にギターサウンドが変化するのか?その仕組みを徹底解説します!

コンプレッサーの基本:効果と特徴を理解しよう!

コンプレッサーとは、音量の変化を一定の範囲内に収める効果を持つエフェクターです。大きな音を小さくし、小さな音を大きくすることで、音量のばらつきを抑えます。これにより、音のダイナミクスが均一になり、音の輪郭がはっきりします。

コンプレッサーには、音量をコントロールするためのパラメーターがいくつかあります。代表的なものは、以下の4つです。

SUSTAIN(サステイン)

SUSTAIN(サステイン)=『コンプレッサーが効き始める音量の基準点

まずは、下の2つの音源を聴き比べてみてください。

サステインを弱く設定した状態。
図は入力音量(横軸)に対する出力音量(縦軸)のイメージ。
サステインを強く設定した状態。(その他の設定はアンプやギターも含めて同じ)
小さな音量からコンプレッサーが効くので、強く弾いてもアンプが歪むポイントの前で音量が抑えられていることがわかる。

弱めに設定すると大きな音量が入力されて初めてコンプレッサーの効果が現れる様になるので、強弱による音量差は生かしつつ大きすぎる部分だけを抑えて聴きやすくすることができます。ただし、弱すぎる設定はコンプレッサーの効果が出にくくなってしまいます。
逆に、強めに設定すると小さな音量でもコンプレッサーの効果が現れるので、ピッキングの強弱に関わらず音量の差を埋めたい場合に有効です。ただし、強ぎる設定は音が狭い空間に押し込まれた様な「暑苦しさ」を感じる原因にもなる場合があります。

なおこの「SUSTAIN」という名前のノブはギター用コンプレッサーならではの呼び方で、レコーディングなどで使われるコンプレッサーでは「THRESHOLD(スレッショルド)」とよばれています。ノブを回した時の効き方も逆(ギターは右に回すほど、REC用は左に回すほど強くかかる)なのが特徴的です。

RATIO(レシオ)

RATIO(レシオ)=SUSTAINで設定した音量を超えた入力に対して「どれだけ小さくして出力するか」を決める比率

レシオを低く設定した状態。
入力音量がサステインの設定値(コンプレッサーが効き始めるポイント。図ではオレンジ色の縦線)を上回ってもコンプレッサーによる音量変化はおだやか。
レシオを高く設定した状態。
入力音量がサステインの設定値(コンプレッサーが効き始めるポイント)を上回ると、急激にコンプレッサーの存在を感じられる様になる。

低く設定すると入力音量がSUSTAINの設定値を超えても出力される音量はそれほど変わらないので、コンプレッサーによる過度な音量変化の不自然さを低減することができます。ただし、低すぎる設定は抑えたい音量を抑えきれない場合があります。
逆に、高く設定すると、SUSTAINで設定した値を超えた入力音量に対してより小さな音量を出力する様になるので、より強い効果が欲しい時に向きます。ただし、高すぎる設定は強弱の差がはっきりしない印象を与えてしまう場合があります。

ギター用コンプレッサーでは”RATIO”に相当するノブがなく、固定されている機種がほとんどです。
ただし機種によってその設定が異なり、それがその機種のキャラクターを作っているいち要素でもあるので、コンプレッサーを選ぶ際はこの点にも着目してみるとよいでしょう。

ATTACK(アタック)

ATTACK(アタック)=『入力音量がSUSTAINの設定を超えてから、コンプレッサーが効き始めるまでの時間

アタックを速くした設定。
ピッキングした瞬間からコンプレッサーが効く様になる。
アタックを遅くした設定。
ピッキングの瞬間から遅れてコンプレッサーが効くので、アタックが強調されて聴こえる。

速く設定すると音の立ち上がりがなだらかになり、音が丸くなります。ただし、速くしすぎると音が奥まった感じがしてしまいます。
逆に、遅く設定すると音の立ち上がりに対してはコンプレッサーは反応しにくく(音が大きいままに)なりますが、その後に反応するので音の輪郭がハッキリするようになります。ただし、遅くしすぎるとピッキングした瞬間とその後での音量差が激しくなりすぎてしまい、演奏がしにくくなる場合があります。

RELEASE(リリース)

RELEASE(リリース)=『入力音量がSUSTAINの設定値より小さくなってから、コンプレッサーの効きが解除されるまでの時間

リリースを早く設定した状態。アタックは遅めに設定しているので一つ一つのピッキングでアタックが際立っている。
リリースを遅く設定した状態。次のピッキングまでにコンプレッサーの効きが解除されないので、アタックを遅く設定してもアタック音が抑えられてしまっている。

速く設定すると次のピッキングまでにコンプレッサーの効きが早く解除されるので、サステインが伸びたような効果やピッキングのアタック音を際立たせる効果を得やすくなります。ただし、早くしすぎるとコンプレッサーの効きが不安定になり、結果としてサステインの音量変化も安定しなくなる場合があります。
逆に、遅く設定するとコンプレッサーがそれだけ長く効くので、安定した音量を得やすくなります。ただし、遅くしすぎるとコンプレッサーが効きっぱなしとなるので次のピッキングをしても音が小さいままなど、演奏への反応が悪くなったりする場合があります。
基本的にはコンプレッサーによる音量変化がスムーズな範囲内で、できるだけ速めに設定しておくのがセオリーでしょう。

このように他のパラメータより設定のルール性が高いためか、多くのギター用コンプレッサーではRELEASEの設定が固定されており、ノブは装備されていない場合がほとんどです。

これらのパラメーターを調整することで、音の特性を細かくコントロールできます。

初心者の方は、まずは一つずつノブを回すことで音の変化の仕方を理解しましょう。実際に設定をする際は少しずつ調整しながら耳で確かめることが大切です。極端な設定は不自然な音になってしまうこともあるので注意しましょう。

また、コンプレッサーをかけすぎると、ノイズがのったり、音の存在感を弱めてしまったり、必要なダイナミクスまで失われたりすることがあるので注意が必要です。

コンプレッサーは、音量のコントロールだけでなく、サステインの長さを調整したり、音の立ち上がりを強調したりと、多様な効果を生み出すことができます。自分の求める音を追求しながら、コンプレッサーの可能性を探っていきましょう!

【朗報!】意外と簡単?ギターエフェクターにおけるノブの説明や効果

ここまでコンプレッサーの基礎をお伝えしてきましたが、やはり少し難しかったでしょうか?そんなあなたに朗報があります!

実は、ギターエフェクターのコンプレッサーの中には、前述した4つの設定項目のノブが2つや3つしかないシンプルな構造のものがあるのです。

例えば、BOSSのCS-3というコンプレッサーは、「LEVEL」「TONE」「ATTACK」「SUSTAIN」の4つのノブがありますが、コンプレッサーの基本的な動作に関わるものは「ATTACK」「SUSTAIN」の2つのみです。『RATIO』や『RELEASE』はギターに最適となる様にすでに固定されています。このタイプのコンプレッサーは音量とアタックのバランスを重視しており、シンプルな操作で効果的なコンプレッションを得ることができます。

また、MXRのDynaCompは「OUTPUT」と「SENSITIVITY」の2つのノブのみです。「OUTPUT」はコンプレッサーによって小さくなった音量を調整し、「SENSITIVITY」は『SUSTAIN』と同様コンプレッションの強さを設定します。DynaCompは、『ATTACK』の設定が遅めに、『RATIO』は高めに固定されていることから「パコパコ系」と形容されるほどパーカッシブな音色が特徴で、音の輪郭を損なわずにサステインを伸ばすことができます。

一方、Xotic EffectsのSP Compressorは、「BLEND」「VOLUME」「COMP」の3つの操作系統を搭載しています。「BLEND」はコンプレッサーをかけた音とオリジナルの音のバランスを調整し、『RATIO』とは原理は異なるものの似た様な効果をもたらします。「VOLUME」は最終的な音量を、「COMP」は『SUSTAIN』同様にコンプレッションの強さを3段階のスイッチでコントロールします。シンプルな見た目に反して幅広いサウンドで使用できます。

TC ElectronicのHyperGravityは、「LEVEL」「ATTACK」「SUSTAIN」「BLEND」の4つのノブを備えていますが、上の3つが理解できればもうお分かりですね。「LEVEL」は最終的な音量を、「ATTACK」はアタックの強さを、「SUSTAIN」はコンプレッサーの効果によるサステインの長さを、「BLEND」は上のSP Comp.と同様コンプレッサーがかかった音と元の音のバランスを、それぞれ調整します。HyperGravityは、透明感のあるコンプレッションが特徴で、音の立体感を損なわずにダイナミクスをコントロールできます。

これらのコンプレッサーは、設定できるパラメーターが限られている分、操作が簡単で初心者にも扱いやすいという利点があります。ギター用のコンプレッサーでは『RATIO』や『RELEASE』が固定されているという共通の特徴を持っている製品が多く、固定されている設定が自分の求める音に合わない場合もありますので、試奏等をして自分のニーズに合ったコンプレッサーを選ぶことが大切です。

初心者の方は、まずはノブの数が少ないコンプレッサーから始めてみるのがおすすめです。各ノブの役割を理解し、音の変化を耳で確かめながら、徐々に設定を変えていきましょう。また繰り返しになりますが、コンプレッサーをかけすぎると不自然な音になるので、適度な範囲内で調整することが重要です。

ギターエフェクターのコンプレッサーは、シンプルな構造でも音作りに大きな影響を与えます。自分に合ったコンプレッサーを見つけて、表現の幅を広げていきましょう!

意外な落とし穴!?特に気をつけたいポイント

実践的なセッティングを紹介する前に…初心者が陥りがちな落とし穴をひとつ紹介しておきます!

エレキギターの音色に変化をもたらすエフェクターには様々な種類がありますが、中でもコンプレッサーは使い方やその効果についてわかりにくいという印象から敬遠されることが多いのも事実です。

その大きな理由のひとつは『一つのノブを回しただけでは音が変わらない場合がある』という点です。

これは下の音源とセッティング図を参考にしていただけると理解が深まると思います。

『ATTACK』を上げても『SUSTAIN』が下がったままだと、あまりコンプレッサーの効果が出ていない。
同じ様に『ATTACK』を上げているが、『SUSTAIN』も上げると、コンプレッサーが効くのでアタックもしっかり強調されている。

「音は伸ばさなくていいからアタック音を強くしたい」ということもありますよね。
多くの方が上の様に『SUSTAIN』はほとんど上げず、『ATTACK』だけ上げると思います。
ですがそれはほとんど意味のない設定かもしれません。

『ATTACK』はコンプレッサーが”効き始めるまでの時間”を調整するものであり、回せばどんな条件でもアタック音が強くなるというわけではありません。
そして『SUSTAIN』はコンプレッサーの”効きの強さそのもの”(オレンジ色の領域)を調整するものであるので、まず『SUSTAIN』を上げないと「そもそもコンプが効き始まらない」状態になってしまいます。

難しく考える必要はありません。
『一つのつまみを回して思った通りの音にならなければ、他のつまみも回してみる』
これを覚えておけば、すぐに「コンプレッサーの魔法使い」になれるでしょう。

【実践編】こんなシチュエーションにコンプレッサーがおすすめ

音を伸ばしたい!リバーブやディレイとの違いを理解しよう

ギターを弾いていて、ストロークやアルペジオ、チョーキングなどで音を伸ばしたいと思ったことはありませんか?初心者の頃は「音を伸ばす=リバーブやディレイなどの空間系エフェクター」と勘違いしがちです。アンプ内蔵のリバーブを多めにするなど試行錯誤しても、思うような結果が得られないことがあります。

アルペジオの時などはリバーブである程度雰囲気を出せますが、キメなど歯切れのいい音を求める時には、リバーブが邪魔になってしまうのです。そんな時、コンプレッサーが問題を解決してくれます!

具体的には、サステインを高めに(小さな音量でも効くように)しています。アタックはお好みで。
できるだけ音量の差を無くすことで、音が伸びた様に聴こえるのです。
しかしやりすぎは必要な強弱の幅も無くしてしまうので気をつけましょう。コンプレッサーでも音の伸びが足りない時は、ギターそのものの状態や他の機材のセッティングを見直してみましょう。

バイパス時
コンプレッサーで音を伸ばした状態
リバーブで音を伸ばそうとすると…

音を伸ばしたいけど、空間系エフェクターは何か違う…そんな悩みを抱えているギタリストの方は、ぜひコンプレッサーを試してみてください。きっとあなたのギタープレイに新しい表現力をもたらしてくれるはずです!

カッティングの音を揃えたい!

リズムギターのカッティングは、曲のグルーヴを作り出す上で非常に重要な要素ですが、思っているようにカッティングの音量が揃いにくい時はありませんか?

カッティングにバラつきがあると、リズムが不安定になってしまうことがあります。そんな時は、コンプレッサーを使ってカッティングの音を揃えてみましょう。

コンプレッサーは音量の変化を一定の範囲内に収めるエフェクターですので、カッティングの音量のピークを抑え、音量の谷間を持ち上げることで、音量のバラつきを抑制します。これにより、カッティングの音が均一になり、リズムの安定感が向上します。

サステインはあまり上げすぎないことで音量の整い方と音の減衰感のバランスをとっています。
アタックは早く設定すれば滑らかに、遅く設定すればゴキゲンな印象になります。
スレッショルドを低くしすぎるとカッティングの音が平坦になりすぎて、躍動感が失われてしまうので注意が必要です。

バイパス時
コンプレッサーでカッティングの音量を揃えた状態
一つ一つの音の粒立ちが揃うことでタイトな印象をつくられる
コンプレッサーのかけすぎな例
弦を弾いた瞬間のアタックが潰れてしまっている

カッティングの音を揃えることで、リズムの安定感が向上し、曲のグルーヴがより強調されます。コンプレッサーを上手に使いこなして、メリハリのあるカッティングサウンドを追求してみてください。

ミュートした音を際立たせたい!

リズムギターを演奏していると、ミュートした音が埋もれてしまい聴こえにくくなったり、リズムが不明瞭になることがありませんか?そんな時は、コンプレッサーを使ってミュートした音を際立たせてみましょう!

ミュートした音は、通常の音よりも音量が小さいため、コンプレッサーを使って音量を持ち上げることで、ミュートした音を際立たせることができます。

サステインはブリッジミュートではかからず、普通に弾いたらかかる様に設定します。アタックは速く設定することで、強く引いた時にいきなり音量が上がることを防ぎます。
スレッショルドの下げ過ぎはミュートした音が不自然に大きくなってしまうので注意が必要です。

バイパス時
コンプレッサーで音量の差を整えることで、ギターの存在感を高めています
かけすぎるとブリッジミュートの音が潰れてしまいます。ノイズも聞こえてしまっています

ミュートした音を際立たせることで、まわりの音に埋もれることなく、より強調されます。コンプレッサーを上手に使いこなして、ミュートを活かした演奏時のストレスを軽減してみてください。

コンプレッサーを使うことで音の存在感が増し、ギターソロやリードフレーズがより印象的になります。コンプレッサーを上手に使いこなして、演奏全体の表現力を高めていきましょう。

おわりに

今回はコンプレッサーの基本的な仕組みから使い方、ギターエフェクターの紹介、コンプレッサーを使用するおすすめのシチュエーションや設定例と幅広く解説してきました。コンプレッサーは、ギタリストにとって重要なエフェクターの一つです。音量を調整するだけでなく、サウンドに奥行きと表現力を加えてくれる頼もしい存在です。

初心者の方にとっては操作が複雑に感じるかもしれませんが、設定を少しずつ変えながら音の変を感じ取ることがコンプレッサーの働きを理解することにおいて大切になってきます。複数のパラメーターを一度に調整するのは避け、一つずつ変化させながら耳で確かめるようにしましょう。慣れないうちはシンプルな操作性のエフェクターから始めるのも一つの選択肢だと思います。

また、演奏するジャンルの特徴を意識しながら、自分の求める音作りにチャレンジすることをおすすめします。理想の音を追い求める時、なかなか思うようにいかず行き詰まることもあるでしょう。そんな時、コンプレッサーを使って音作りを工夫してみると、新たな一歩を踏み出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひ皆さんもコンプレッサーを活用して、自分だけのオリジナリティあふれるサウンドを追求してみてください。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです!

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