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『キモチはオトに、変えられる』プロミュージシャン直伝の音楽教室
『キモチはオトに、変えられる』

プロミュージシャン直伝の音楽教室

【仕事&学校帰りのスタジオに!】ドラム練習の質を向上させる3つのアイテム

仕事や学校帰りでもこれだけは持ち込みたい!ドラムの個人練習に最低限必要なアイテムとは?

ドラムの練習でスタジオに入る際、皆さんはどんなアイテムを持ち込んでいますか?
スティックはもちろん、メトロノーム、スネアやペダルなど、持っていきたい機材はたくさんありますよね!

しかし、仕事や学校帰りにスタジオに寄ろうと思うと、あまりたくさんの荷物は持っていけない・・・そんな時もあると思います。
今回は元オトノミチシルベ講師の僕自身が練習する時に、最低限これだけは絶対に持っていっていたアイテム3つをご紹介します!

 

どんな基準でアイテムを選んだか

今回は
・スネアやペダルはどうしても持っていけない状況である
・仕事や学校で使っているカバンに収まるぐらいの質量
・「いつもの練習環境」を作り出すことにフォーカス

という3つの基準に基づきアイテムを選びました。
これは僕が実際に経験したシチュエーションから、最低限何を持ち込めば質の高い練習ができるかを考えて辿り着いた結果です。
少々ニッチな部分もあるかもしれませんが、日々の練習のクオリティアップに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです!

 

実は一番大切!?椅子の高さを測るためのメジャー!

いきなりそんなアイテム!?という物からのご紹介となります。笑
でも、最初に紹介したいくらい大切な物なのです。


それは「メジャー」です。
そうです、家具を買うときに置き場所のサイズを測ったり、DIYで何かを作るときに木材の長さを測る、あの「メジャー」です!

メジャーを使って何を測るかというと・・・「ドラムスローン(椅子)」「ハイハット」「スネア」の高さです!
ドラムを叩く際に最も大事なのが、スローンとハイハット、スネアドラム、バスドラムの位置関係。
どんな時でも正しい姿勢、正しいフォームで叩けるように、慣れたセッティングを再現するためにメジャーは欠かせないアイテムなのです。
ライヴハウスでの対バンイベントはもちろん、転換時間の少ないジャズバーでのセッションイベントでも、スローンの高さだけは絶対に測っています。

僕が長年愛用しているメジャー。100円ショップで買えるもので充分ですよ!

 



スローンはこのように、地面から座面の上部までの高さを測ります。
僕の場合は57cmの高さ。かなり高めのセッティングかと思います。

ちなみに、リハーサルやライヴの時は大抵車で機材を運ぶので、マイスローンを持ち込んでいます!
それほど椅子は大切だと思っています。

皆さんも是非メジャーを持ち込んで、いつも同じセッティングで叩けるようにしてみてください!

 

絶対に忘れちゃダメ!メトロノーム(クリック)

練習に行くなら絶対に持っていきたいのが「メトロノーム(クリック)」
スティックより忘れちゃいけないのがメトロノームである・・・と言っても過言ではないかもしれません。


僕の場合は、リハーサルやライヴは電子メトロノーム、個人練習とレッスンの時はスマホ用アプリというように使い分けています。

リハーサルやライヴで電子メトロノームを使う理由は下記2点。

・スタート/ストップボタンが大きくて、失敗しづらい
・各機能もボタンで操作ができ、しっかりと押した感覚があるから

特にライヴ時は、緊張や興奮で心拍数も上がり、冷静さを失ってしまうこともあります。
そんな時に、「ボタンを押す感覚」というのが意外と大切だったりするのです。


個人練習とレッスンの時は、荷物を減らすという意味でもスマホ用のアプリを使っています。

おすすめは、「Tempo」というアプリ。
無料版でも充分すぎるほどの機能が搭載されており、個人練習ならこれで充分です。
特にドラマーにおすすめなのが、メトロノームのアクセント位置や鳴らすタイミング(拍)を直感的に変えられるところ。
裏拍を意識した練習や、スネアのバックビートを意識したトレーニングにもってこいの機能です。
(この機能を利用した練習方法は、また別の機会に・・・)

有料版ではテンポ情報を保存できたり、セットリストとして順番を組んだりできるので、ライヴでの使用も可能。
価格は370円。楽器屋で電子メトロノームを買うよりは安く手に入れることができます。
とはいえ前述の通りの理由から、僕はライヴ時にメトロノームアプリを使ったことはありません・・・



僕の愛用のメトロノームたち。色々な思い出が詰まっています・・・笑

 

意外と大切!ドラム用シューズ

お仕事や学校帰りにスタジオに寄ろうと思うと、革靴を履いていて叩きづらい・・・という経験をされた方もいるのではないでしょうか?
普段から裸足で叩いている人であれば、靴を脱いでしまえば関係ないかもしれません。
しかし、スニーカーなどで叩いている人であれば、絶対に履き慣れた靴を持ち込むことをオススメします。

ドラムを叩くときに意外と悩むのが、履物です。
僕もドラムを始めたての頃、色々な靴を試しました。
コンバースのスニーカー、ニューバランスのスニーカー、学校で履くような上履き、裸足・・・

靴による違いはまた別の機会に書きますが、とにかく練習に行くなら例え個人練習だとしても、普段叩き慣れた靴を持っていくようにしましょう。
変な癖がついてしまったり、叩きづらくて練習にならない場合もありますよ!

僕はLOUDNESSの樋口宗孝さんの影響で、アサヒのクーガーという靴を愛用しています。
グリップ感も程よく、ソールが薄く素足で踏んでいる感覚に比較的近いのが魅力です。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回ご紹介したアイテムの他に、当然スティックは持ち込んでいますが、それを入れたとしても仕事や学校用のカバンに収まる量の機材です。

仕事や学校帰りに練習に行く際、あまり荷物が増やせない場合でも、「メジャー」「メトロノーム」「シューズ」の3点さえあれば、比較的慣れた環境を作りやすく、質の高い練習ができます!

もし普段の練習に持ち込む機材で悩んでいたら、是非参考にしてみてくださいね。

坂本拓矢

音楽の専門学校在学時よりプロとして活動を開始。

様々なアイドルグループのサポートやシンガーソングライターのサポートドラマーとしてライヴやレコーディングに参加。自身が所属したバンドでは、2019年にツタロックフェス、SUMMER SONICに出演。

2018年まではオトノミチシルベの講師としても活動をし、ドラムに興味を持った方々にドラムの楽しさを教える仕事に誇りを持って取り組んでいました。

ある時からIT企業でのマーケティング職に興味を持ち、思い切って転職。現在は地方創生に取り組む企業でマーケティング職に従事している異色の経歴を持ったドラマーです。

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