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『キモチはオトに、変えられる』プロミュージシャン直伝の音楽教室
『キモチはオトに、変えられる』

プロミュージシャン直伝の音楽教室

【ドラムは4拍目が命!?】メトロノームアプリの効果を高める活用法について

『ポケット』を手に入れる

「キミのドラムには、ポケットが無いんだよね〜。テンポもブレるし、それじゃ誰も歌えないよ!」

そう言われたのは、音楽の専門学校に通っていた頃。
しかも僕にそう言ってくれたのは、ドラムの先生ではなくピアノの先生でした。

その先生と一緒に演奏したときに、それはもう自信を失うほど厳しく指導されまして・・・笑
この一言が心に突き刺さって抜けなくなった僕は、とにかく“ポケットを手に入れること”“テンポがブレないこと”だけを考えて練習するようになりました。


「テクニックなんて後で良いから、まずはポケットを手に入れなよ。テンポキープに命をかけて!」

僕にそう言った先生は、ご自身がよく一緒にプレイしているアメリカ人ドラマーの演奏を聴かせてくれました。


そのドラマーが、ジェイ・スティックス
この動画は何回見たか分からないくらい見たし、この音源に合わせて何度も何度も叩いて練習しました。


「このバックビートの位置。ちょうど気持ちの良い位置にあるでしょ?これがポケットだよ。」

「曲のシーンによってはテンポが変わってしまうこともあるけど、ポケットさえあればテンポがブレたようには聴こえないんだよ。」


確かにその音楽(ジャンル)に合った、気持ちの良いタイミングでスネアが鳴るのです。

よく聴くと、曲のテンションが上がる場面でテンポも少し上がったりしているのですが、
“ブレて”いるわけではない・・・
どうやったらこの感覚を養えるんだろう・・・

そう悩んだ僕でしたが、とある練習方法でポケットを手に入れ、テンポキープもできるようになったのです!

 

『ポケット』の正体

具体的な練習方法の説明の前に、もう少しだけポケットについて説明しておきます。

超簡単に言うと「2拍目と4拍目においてジャストからほんの少しだけ”後ろ”」のタイミングの事を指します。

このジャストのタイミングの”ほんの少し”後ろの部分というのが、聴き手にとっても気持ちよく聴こえるタイミングなのです。

色々な解釈があるので、ここに書いた説明が全てでは無いと思いますが、一般的にはこれがポケットと言われているものです。

ポケットを手に入れ、テンポもキープできるようになる練習方法とは?

コテンパンに言われてしまった僕でしたが、血の滲むような練習の末、ピアノの先生を唸らせるビートを叩けるようになりました。

僕がポケットを手に入れるためにやった練習方法。
それは、クリックを”4拍目のウラ”だけ鳴らしてビートを叩く練習です!


例えばBPM=120のビートを練習するとします。
その場合クリックをBPM=30にセットし、”ピッ”と鳴る音を4拍目のウラとして感じ取ります。
その状態で、様々なビートを叩く練習をするのです。


そう言われても文章だけでは伝わりづらいと思うので、実際に音を聞いてみてください!
8ビートの練習をすると仮定した音源を作りました。


クリックが鳴るタイミングは、8ビートでいうと最後のハイハットの位置。
このクリックが鳴るタイミングを意識してビートを叩くというよりは、クリックはガイドとして感じる程度で、あくまでもビートを叩く自然な流れの中で4拍目ウラを合わせていくことが大切です。

クリックの位置を意識するあまり最後のハイハットだけ強く叩いてしまったり、
タイミングが合わないからって無理やり調整して合わせたりするのではなく、ビートの流れで叩けるようになるまで、とにかく練習を繰り返します。


よく、「裏拍を意識して演奏するんだよ!」とアドバイスを受けることもあると思いますが、
その重要性を改めて感じました。


今回ご紹介した練習方法を取り入れることで、裏拍を自然と意識できるようになります。
テンポがブレたりキープできないことに悩んでいる方は是非、騙されたと思って試してみてください!

 

おすすめアプリ紹介

しかしこの練習、クリックを4拍目ウラにするために、いちいちテンポを計算するのは面倒くさいですよね。

そこで僕が練習に使っていたのが「Tempo」というスマホ用のメトロノームアプリです!

このアプリはクリック音を1拍だけ鳴らすことができるので、練習したいテンポで4拍目だけ鳴るように設定します。
そしてその鳴っている4拍目を、4拍目ウラとして聴くようにするのです。
これがちょっと、慣れるまでは難しいかもしれません。


これはBPM=100で練習する場合のアプリ画面。
この状態にすれば4拍目だけクリックが鳴るので、これを4拍目ウラとして聴くのです!

電子メトロノームなどでは、練習したいテンポを4で割った数字で鳴らし、
それを4拍目ウラとして聴く必要があります。


いちいち計算するのは大変ですし、そもそもBPM=100以下のスローテンポだと設定できない物が多いと思います。
「Tempo」と出会ったことでどんなテンポでもこの練習方法がサクッとできるようになり、ポケットの習得とブレないテンポを会得することができたのです。

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テンポのブレを指摘されたら、まずはこの練習をやってみてください!

今日は僕が先生から注意を受けた原体験を基に、”ポケット”や”テンポキープ”が身に付く練習方法をご紹介しました。

一緒に演奏するメンバーが気持ちよく演奏するためには、まずはドラマーがテンポをキープし、気持ちの良いビートを叩くことが大切ですよね。
その気持ちの良いビートを叩くために必要なのが、”ポケット”なのです。

テンポのブレを指摘されることが多い方は是非、騙されたと思ってこの練習方法を取り入れてみてくださいね!

坂本拓矢

音楽の専門学校在学時よりプロとして活動を開始。

様々なアイドルグループのサポートやシンガーソングライターのサポートドラマーとしてライヴやレコーディングに参加。自身が所属したバンドでは、2019年にツタロックフェス、SUMMER SONICに出演。

2018年まではオトノミチシルベの講師としても活動をし、ドラムに興味を持った方々にドラムの楽しさを教える仕事に誇りを持って取り組んでいました。

ある時からIT企業でのマーケティング職に興味を持ち、思い切って転職。現在は地方創生に取り組む企業でマーケティング職に従事している異色の経歴を持ったドラマーです。

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